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症例紹介:インプラントがダメになってのリカバリー

こんにちは!東京都江東区亀戸の歯医者(入れ歯相談所)あいざわ歯科医院の院長相澤です。今回は総入れ歯(BPSエステティックデンチャー)の症例をご紹介します。

この患者さんはご自分の歯がなく、他院にて上下ともにすべての歯をインプラントを使用して治した方なのですが、次々とインプラントがだめになり、当院にお越しの時にはわずか1本しか残っていませんでした。インプラントがダメになる場合はインプラント周囲の骨が大きく溶かされてしまいますので、そのリカバリーを行う場合、入れ歯を支えるお肉や骨が失われた状態で入れ歯を作らなくてはならず、非常に厳しい条件での入れ歯の製作が求められます。インプラント処置を行った医院では合う入れ歯は作れないと言われ、探しに探して当院にいらっしゃいました。食事がとれず体重がどんどん落ちていくとお悩みでした。

このインプラントのリカバリーは現在アメリカで大きな問題となっていますが、これから日本でも大きな問題になってくるでしょう。当院でも初診の5人に1人はインプラントのリカバリーになってきています。インプラントも歯と同じで、抜くタイミングを見失ってはいけませんし、各年代でお口の中を改造していくことが必要です。そのことを理解していない歯科医師、ダメになった場合入れ歯でリカバリーできない歯科医師にはインプラントをやってほしくないというのが私の本音です。

この患者さんは治療用義歯(仮入れ歯)の改造を行っては普段の生活で確認してもらうということを何度も繰り返し、なんとか正解を見つけることができました。今では食事もしっかりとれるようになり、体重も回復したとお喜びになっています。

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主訴

入れ歯が合わず食事ができない。

治療内容

診査、診断後、仮歯を使いながら全体のバランスを考慮し製作。

治療費

約400万円

治療期間

約2年

リスク・副作用

定期的なメンテナンスが必要。

院長 相澤 正之

監修者情報
あいざわ歯科医院
院長 相澤 正之

当院はJR総武線の亀戸駅北口近くに位置する歯科医院です。
「最後の瞬間まで美味しく食べて、笑顔で過ごすために」をコンセプトに、皆様の健康をサポートしております。
特に入れ歯治療に力を入れており、国内外で講演やセミナーも開催しております。

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