こんにちは!東京都江東区亀戸の歯医者(入れ歯相談所)あいざわ歯科医院の院長相澤です。今回は部分入れ歯(BPSデンチャー)の症例をご紹介します。
今回は部分入れ歯の症例です。部分入れ歯を入れてもうまく噛むことができず、また違和感も大きく、前の歯医者ではインプラントにするしかないと言われ当院に転院しました。治療終了後違和感はなくなり、なんでも噛めるとお喜びです。
実は部分入れ歯の治療が一番大変です。皆さんは残っている歯はそのままで部分入れ歯を作る方が良いと思うかもしれませんが、実は逆なのです。例えば保険の入れ歯で天然の歯に無理にバネをかければ、バネをかけた歯は数年でなくなってしまいます。また、歯がなくなれば必ず残っている歯は移動してしまいますが、その移動した歯に合わせて入れ歯を作ると痛くて噛めません。
一本の歯のかぶせものの治療であれば、その部分だけの治療でも大丈夫ですが、部分入れ歯の治療の場合には全体を見てまず入れ歯の設計を行い、入れ歯を入れた後に歯が失われないように、また痛みなく噛めるように、残っている歯に対しても積極的な前処置が必要になる場合が多いのです
今回の症例は残っている歯に対してもすべてかぶせものに置き換えた上で金属フレームを使用し部分入れ歯を製作しています。金属フレームを使用するのはもちろん薄く違和感を小さくするという意味もありますが、残っている歯、特にバネをかける歯を守るために重要です。
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主訴 |
うまく噛むことができない。入れ歯を入れると違和感がある。 |
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治療内容 |
診査、診断後、仮歯を使いながら問題点を修正し、最終のかぶせもの、入れ歯を製作。 |
治療費 |
約500万円 |
治療期間 |
約1年 |
リスク・副作用 |
定期的なメンテナンスが必要。 |
監修者情報
あいざわ歯科医院
院長 相澤 正之
当院はJR総武線の亀戸駅北口近くに位置する歯科医院です。
「最後の瞬間まで美味しく食べて、笑顔で過ごすために」をコンセプトに、皆様の健康をサポートしております。
特に入れ歯治療に力を入れており、国内外で講演やセミナーも開催しております。